【現役動画編集者監修!】会社員が副業で動画編集を選ぶべき3つの理由
多くの会社員は「頑張っているけれど給料の増加が難しい」「将来に向けて収入を増やしたい」といった現状に不満を感じています。
最近では副業を認める企業も増え、現状を変えるために副業を始める人が増加しています。
しかしどのような副業を選ぶべきかや、収益が見込める仕事は何かという疑問や不安から
なかなか一歩を踏み出せない人もいます。
そこで今回は会社員が副業を始めるメリットや、避けるべき副業の例、
そして会社員にとって動画編集が有益な理由について詳しく解説していきます。
副業に興味を持っている方や、どんな副業を選べば良いのか迷っている方は、
ぜひ参考にしてください。
会社員が副業をやるべき理由
会社員の場合収入源は通常会社からの給料に限られます。
昇給やボーナス、インセンティブなどで収入は多少増えることもありますが、
大幅な増加は難しいでしょう。
現在の収入に不満がある場合は、給料が良い会社に転職することも一つの方法です。
ですが、、、転職により環境や人間関係が変わる可能性もあるため、リスクはあります。
(1)会社への依存度を減らせる。
本業だけでは収入の柱が1つしかない状況は将来への不安を感じることがあるでしょう。
現在は生活に必要な収入が得られているかもしれませんが、
将来結婚や出産、または健康上の理由による医療費の増加など、支出が増える可能性も考えられます
その結果、貯金が十分にできず、老後に関しても不安が残ります。
しかし!副業を通じて収入の柱を増やすことで、金銭的な安定を確保できます。
副業で収入を増やすことにより将来のために必要な資産を確保して、
生活の質を向上させることができます。
私自身が経験したことがあるので断言しますが
収入の柱を増やすことは、安定した幸せな生活を築くための有効な手段です!
(2)本業の収入を超える可能性がある。
副業にはサラリーマンの年収を大幅に超える可能性を持つ仕事が多く存在します。
会社員の給料には上限があり、大幅な収入増加は難しいですが、
副業では仕事内容によっては収入の上限がない状態を目指すことができます。
副業を始めることで、本業の会社員として安定した収入を得ながら、
一般的なサラリーマンよりも多くの収入を得ることができます。
また副業を続けることでスキルが向上し、次第に本業以上の収入を得られる可能性もあります。
(3)本業で身に着けたスキルが生きることも
たとえ副業が本業に取って代わらなくても、
副業で得たスキルが本業に活かせる可能性は大いにあります。
本業だけでは限られたスキルしか身に付かないことが多いですが、
副業を通じて新たなスキルを習得することができます。
副業では、営業、制作、交渉、提案など、利益を生み出すための全工程を自分で担当します。
これが本業に対する一番のメリットで本業では担当できない工程に関する経験を積むことができます。
このような副業で培った経験やスキルが本業に活かされれば、
結果として本業のパフォーマンス向上にもつながります。
動画編集はどんな仕事か?
(1)動画編集の内容と種類
動画編集の仕事には多岐にわたる種類があり、主なものは以下の通りです。
イベントムービーの作成・編集:結婚式や誕生日会などのイベントで流すムービーの制作
PR動画の作成:商品やサービスのプロモーション動画の作成
YouTuber動画の編集代行:YouTuberが撮影した動画の編集
クライアントのニーズによって求められる内容は大きく異なり、
音声やテロップを追加するシンプルな作業から、
動画の構成を考えたり、企画・撮影に携わる複雑なものまで多岐にわたります。
特にネット社会の拡大と在宅時間の増加により、YouTube関連の案件が増加しています。
動画編集の収入は案件の内容によって異なります。以下に主な案件の報酬目安を示します。
(2)動画編集の報酬目安
YouTuber動画の編集代行:1本あたり3,000~5,000円程度が相場です。
単価は高くありませんがテロップや音楽をつけるなど簡単な作業が多く、
初心者でも取り組みやすいです。
イベントムービーの作成・編集:ウェディングムービーでは1本あたり1万円ほどが相場です。
構成・デザイン・演出が重視され、一定のスキルが求められます。
PR動画の作成・編集:1本あたり数十万円と非常に高額です。
企業のPR動画には高度な編集技術が必要で、
撮影・音響のプロとチームを組んで進めることが多く、中級者から上級者向けです。
案件ごとに求められるスキルや報酬は異なるため、
まずはYouTube動画の編集などから始め、スキルを磨いて高収入の案件に挑戦するのが理想的です。
(3)動画編集の仕事の探し方
動画編集の副業を見つける方法には以下のものがあります。
クラウドソーシングを利用:
クラウドワークス、ランサーズ、クラウドテック、CraudiaなどのWebサービスを利用します。
多くの動画編集案件が掲載されており、未経験者向けの案件も多いですが、
高額案件もあるため定期的なチェックが重要です。
スキル販売サービスを利用:
ココナラなどのサービスを利用して、自分のスキルを出品します。
動画編集の場合、1件あたり5,000円〜10,000円で出品している人が多いです。
副業案件を紹介するエージェントを利用:
Webistなどのエージェントを利用して、副業案件を紹介してもらいます。
時給は1,400円〜2,000円、日給は1万円〜2万円が相場です。
エージェントが報酬交渉をしてくれる場合もあります。
SNSを活用して仕事を募集:
YouTube、Twitter、InstagramなどのSNSを利用して、自分の編集技術をアピールし、
クライアントを募集します。
「#動画編集募集」のハッシュタグで検索して仕事を探すこともできます。
フォロワーが多いと宣伝効果も期待できます。
知人からの紹介:
動画制作に関連する企業とつながりのある知人から紹介を受ける方法もあります。
(筆者も受けたことがない案件は知人自身やそのつながりで経験を積んでいました。)
動画編集の副業を始める方法や報酬、仕事の探し方について理解できたでしょうか?
これらの方法を活用してぜひ動画編集の副業に挑戦してみてください。
収入減を増やすこと、場所を選ばないことは大きな強みになる!
2020年、世界中を巻き込んだパンデミックが発生しました。
もともと副業に興味がなかった方でも、
本業の収入が減少し、副業を考え始めた人も多いのではないでしょうか?
予測不能な事態が起こりうる現代において、
自分の心と生活を守るためには、複数の収入源を持つことはかなり重要です。
皆さんは「セブンポケッツ」という考え方をご存じでしょうか?
これは、豊かな人生を送るために少なくとも7つの収入源を持つことを推奨する
アメリカ発祥の考え方です。この概念は、リーマンショック後の不況を経験した際に生まれました。
複数の収入源を持っていれば、ひとつの仕事が急になくなっても、
収入が完全に途絶えることはないため、精神的な安心感も得られます。
収入源を増やす方法のひとつとして、副業を考える方も多いでしょう。
場所を選ばず、家でもできて、一人でコツコツ進められる副業は、
現代において心と生活の安定を支える手段として非常に有効です。
会社員が副業で動画編集を選ぶべき理由は三つあります。
まず動画編集は新たな収入源を確保する機会を得られます。
特に動画コンテンツの需要は近年増加傾向にあり、市場規模を見ていくと
2022年は5,581億円、2023年は6,253億円となっており、
2024年には7,209億円、2027年には1兆228億円に達する見込みです。
このことから分かるように動画編集は今後需要が拡大していく市場ということです。
動画編集のスキルは他の仕事にもつながる!
さらに動画編集周りのスキルを学ぶことによって動画編集と並行して
ディレクター、SNS運用やチャンネル運営などの副業をすることも可能になることもあり
スキルの発展性も見込めます。
この段階まで行くと収益の伸ばしやすさが格段に上がり
無理なく時給2000円以上の収益も見込めるようになります。
(頑張れば動画編集のみでも行けますが結構時間がかかると思います。
筆者は最初その方法でした。そこら辺はまた別の機会に話しますね。)
自分のチャンネルを運営することも
また動画編集のスキルを副業としてではなく自分のチャネルを運営することに使うのもいいですね。
はじめは低めの金額でチャンネル運営を引き受けて運営経験をつけさせていただきつつ
自分のチャンネルを運営し収益化を目指すのも一つの方法です。
こちらの方法は難易度が比較的高いですが、
収益化できれば継続的に利益が出てかつチャンネルの規模が大きくなったら売却することもできます。
一度その方法を専門にしている方に話を伺ったことがありますが、
チャンネル一つが300万円ほどになることもあるそうです。
継続利益の分も考えると相当な収入になりますね。
このスキルは広報、マーケティングのスキルにも通じてくるので
メリットは十二分にあります。
余裕があるなら挑戦していくのもアリです。
動画編集副業での単価アップの鍵
副業の動画編集者として報酬を上げるにはいくつかの方法があります。
スキルアップ
スキルを磨くことは、副業であっても不可欠です。
特に動画編集の技術は日々進化しており、最新の機材やソフトウェアに対応できるように
アップデートを頻繁に行う必要があります。
スキルの向上は作業効率の向上にもつながります。
効率的に作業を進められるようになることで、実質的な報酬アップを実現できます。
日々の研鑽は欠かせません。
営業努力で高報酬の仕事を得る
営業努力も重要です。ネットワーキングを通じて人脈を築くことで、
高報酬の案件を得るチャンスが増えます。
さまざまな分野で動画が求められており、何がきっかけで仕事につながるか分かりません。
例えば、採用活動を行う企業が会社案内動画や
リクルーターインタビューの動画を作成する場合などです。
思わぬところで動画編集者を探していることもあるので、
自分のスキルをアピールしておくと良いでしょう。
知人を通じて仕事を得ると、報酬交渉もしやすく、高い報酬を得られる可能性があります。
クラウドソーシングを利用する場合、低単価の仕事が多いことに注意が必要です。
案件内容をしっかり確認して受注するようにしましょう。
ディレクターに昇格する
動画編集副業で1案件あたりの単価を上げるためには、ディレクターへの昇格も一つの選択肢です。
ディレクターはプロジェクトのスタッフをまとめ、
最終的な映像・動画の品質を保証する役割を担います。
このポジションは責任が大きい分、動画編集作業のみを行うスタッフよりも高単価が期待できます。
近年は人材不足の影響もあり、フリーランスのディレクターを雇用する企業も増えています。
ディレクターに昇格すれば実績にも箔が付き、今後の活動の幅が広がるでしょう。
動画編集を副業で行う際の注意点
動画編集を副業で行う際には、いくつか注意すべきポイントがあります。
納期を守る
副業であっても、引き受けた案件の納期は必ず守りましょう。
納品が遅れるとプロジェクト全体のスケジュールに影響を与えてしまいます。
納期が遅れるとクライアントに対して自身の管理能力の欠如を示すことにもなりかねません。
クライアントからの信用を失う恐れもあるため、事前に約束した納期は厳守するよう心がけましょう。
クオリティをおろそかにしない
「副業だから」といってクオリティを疎かにするのは避けるべきです。
副業であっても案件を受けた以上、プロのクリエイターとしての責任があります。
クライアントの要望を満たす作品を仕上げるためには、丁寧さとスキルが求められます。
案件を受ける際は、余裕のあるスケジュールを組むようにしましょう。
また常に精度の高い作品を納品できるよう、日ごろから技術の向上に努めることが大切です。
副業なかでも最高におすすめできる動画編集 その理由3選!
会社員でも動画編集周りのスキルを持つことは今後のキャリアに役立つことでしょう。
さて副業で動画編集を選ぶべき理由三つですが
第一に動画編集は在宅で可能であり比較的自由な時間管理が可能です。
これは忙しい会社員にとって大きなメリットです。
例えば週末や仕事後の時間を利用して、副業として動画編集に取り組むことができます。
この柔軟性は副業を始めたいと考えている会社員にとって非常に魅力的です。
この柔軟性ゆえにフリーランスに移行しやすい副業といえます。
特にショート動画の案件は作業開始から終了までが短く週単位での作業計画がしやすいです。
隙間時間で作業して納品することもできるでしょう。
(ショート案件は慣れれば大体1時間前後で終わるようになります。)
またショート動画の需要は年々伸びており案件の数もそれに比例して伸びています。
参考までに2021年1月にはYouTube全体のわずか1.26%に過ぎない8,296本の動画が投稿されました。
しかしその後動画の数は着実に増加し、2022年12月には約10倍の88,850本に達しました。
この成長によりYouTube全体の動画数に占める割合も10.52%に大幅に拡大しました。
このことからショートの案件はかなり取りやすい環境でいて
今後も需要は伸び続けるといえます!
動画編集の技術を自分自身に使うのも一つの道!
第二に動画編集スキルは個人のブランディングにも役に立ちます。
質の高い動画コンテンツを作成する能力は自己表現の手段としてだけでなく
プロフェッショナルなイメージを周りに与えるのにも役立ちます。
例えば自身の得意とすることに関する知識や情報を動画で共有することで、
その分野での認知度を高めることができます。
実際にブランディングとして利用しそちらを動画編集のメインに据えている方もいらっしゃいます。
何かの専門の人としての認知度を高めれば、
その分野での独立も見えてくるため直接収益にならない形でも動画編集は非常に役に立ちます。
敷居の低さが魅力!思い立ったら即始めれます!
第三に動画編集というスキルは専門的なスキルですが敷居が低いです。
ノンリニア編集(任意の順序で映像を編集できる方法),カラーグレーディング(映像の色調整),
トランジション(シーンとシーンの間の映像効果)など
専門的な知識と技術を身につけることができます。
これらの知識は副業としてだけでなく本業やひいては日常でも役立つ可能性があります。
(筆者の友人は結婚式のオープニングムービーを自分で作成していました。)
これら自体は比較的敷居の低い技術で身に着けることが容易なので、
身に着け次第すぐに案件を取りに行くことができます。
ここで経験を積み感覚を磨いていくことがとても大切です。
さらに必要な道具の面でも敷居の低さは変わりません。
必要なものは三つだけ。
PCかスマホ
PCならメモリが16GB以上のもの、スマホなら最近のものならなんでもOKです。
(初めから持ってる方も多いのでは?)
編集ソフト、アプリ
PCなら編集ソフト、スマホなら編集アプリを用意します。
アプリのほうなら無料のものもあるのでとりあえず始めてみたい方にはおすすめ。
ネット環境
動画を扱う都合上大量のデータのやり取りをするためWiFi環境が必須です。
できれば光通信のものを選びましょう。
これも家に初めからある方もいるでしょう。
特にスマホやネット環境は生活の基盤として持っている方も多いと思います。
これらと編集ソフトだけで始めることができるのでやはり動画編集は敷居が低いといえるでしょう。
動画編集の副業は何から始めるべき?
未経験から動画編集の副業を始めるなら、独学よりもスクールで学ぶのがおすすめです。
独学でもスキルは身につきますが、
スクールでは現役の動画クリエイターから直接指導を受けられます。
現場で本当に必要なスキルや知識を学べるだけでなく、
クライアントへの営業方法やコミュニケーションの取り方も教えてもらえます。
副業サポートを行っているスクールもあるので、
確実に副業で収入を得たい場合は、スクールに通うことを検討しましょう。
動画編集の単価相場
動画編集の副業の単価は、1本あたり5千円から3万円程度です。
編集のボリュームや難易度によって単価は異なりますが、
かかる手間や時間を考慮して妥当な金額かどうかを見極めてから受注することが大切です。
単価を上げるためには発注単価の高いクライアントを見つけるか、
コンサルティングや企画・撮影から参画できるように他のスキルも身につける必要があります。
中には副業収入で月に50万円以上稼ぐ人もいます。
スキルと実績を積み重ねていけば、副業でもしっかり稼げるようになるでしょう。
確定申告の必要性
副業として動画編集を行う場合、本業以外の所得が20万円を超えると確定申告が必要になります。
もし他にも副業をしている場合は、その収入を合算して20万円を超えると確定申告が必要です。
また本業の給与と副業の所得を合算して2,000万円を超える場合も確定申告が必要です。
確定申告を忘れると延滞税が課せられたり、
場合によっては重加算税などの重いペナルティを受けることもあるため注意が必要です。
始めたての頃は年間20万円すら一苦労だと思いますので
あくまである程度収入が得られるようになってからこのことは考えましょう
結論として会社員と動画編集の組み合わせは、
柔軟な時間管理、個人ブランディングの強化、技術スキルの向上
という3つの圧倒的な理由から、副業を始める上で非常に魅力的な選択肢です。
副業や趣味の動画制作でトレンドを作り出し新たな収入源を開拓しましょう!